NZに祝賀ムード ラグビーW杯で24年ぶりV

[ 2011年10月24日 19:15 ]

 4年に1度のラグビー・ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会は開催国代表オールブラックスの優勝で幕を閉じ、一夜明けた24日、同国内に祝賀ムードが広がった。北島オークランドではオールブラックスのパレードが行われ、黒いジャージーを着た大勢のファンが24年ぶりの世界一の喜びを分かち合った。

 ニュージーランド・ヘラルド紙は朝刊で「世界一特別版」を編集。「オールブラックスの英雄が8―7と心臓が止まるような勝利を挙げ、24年間のW杯の悲しみに終止符を打った」と報じた。ポスターとして使えるよう、表彰式で歓喜に沸く選手のカラー写真を見開きで掲載した。

 同国のマカリーW杯担当相によると、人口約45万人のオークランドの中心部に、決勝の行われた23日夜から翌朝にかけて約12万人が繰り出したという。

 オールブラックスは25日に、2月の大規模地震で被災した南島クライストチャーチで記念式典を行い、26日はウェリントンでパレードする。(共同)

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2011年10月24日のニュース