ドナルドV シンプソンを逆転し賞金王獲得

[ 2011年10月24日 09:58 ]

逆転優勝を飾りミッキーマウス(左)とドナルドダック(右)に祝福され笑顔を見せるL・ドナルド

 米男子ゴルフツアーの最終戦チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックは23日、米フロリダ州レークブエナビスタのマグノリアGC(パー72)で最終ラウンドを行い、13位から出た世界ランキング1位のルーク・ドナルド(英国)が64と爆発、通算17アンダー、271で逆転優勝し今季2勝目、通算4勝目を飾った。

 首位と5打差で出たドナルドが奇跡的な大逆転優勝で、賞金王の座もつかみ取った。「やるかやられるか。優勝するしかなかったが、それを成し遂げられた」と興奮を隠せなかった。
 
 前半9ホールを終え、首位とは4打差。賞金王争いでリードされていたシンプソンとも2打差があった。しかし後半、10番から6連続バーディーと大爆発し、一気に逆転した。「本当に本当に特別な勝利。選手生活でも最高の勝利の一つだ」と歓喜に浸った。
 
 ドナルドは優勝賞金84万6千ドル(約6430万円)を加えて、今季の賞金総額を約668万ドル(約5億800万円)とし、賞金王争いでウェブ・シンプソン(米国)を逆転しタイトル獲得。またドナルドは優勝などに応じて加算されるポイントで決まる米プロゴルフ協会(PGA)の年間最優秀選手にも決まった。
 
 今田竜二はこの日70で回り、通算8アンダーの280で28位だった。今田は今季の賞金ランキングで90位となり、125位までに与えられる来季のシード権を獲得した。タイガー・ウッズ(米国)は128位で終わった。(AP)

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2011年10月24日のニュース