エース上野温存…ルネサス高崎、連勝9でストップ

[ 2011年10月24日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(10月23日)
 3会場で行われ、首位のルネサスエレクトロニクス高崎が日立ソフトウェアに敗れたため、タイブレークでデンソーを1―0で振り切ったトヨタ自動車が単独首位に立った。日立ソフトウェアが3位を確保。きょう24日に豊橋で最終戦が行われる。

 ルネサス高崎は、決勝トーナメント進出を既に決めていることもあり、エース上野を温存。しかし、先発したローチが日立ソフトウェア打線に打ち込まれ、0―7で大敗した。上野は最終回に代打で登場したが捕ゴロに終わって連勝は9でストップ。エースは「調子が悪ければ投げておいた方がいいかもしれないが、状態はいいので問題はない」と話し「今年は絶対に優勝したいので、決勝トーナメントに向け気持ちを盛り上げていくだけです」と覇権奪回を誓っていた。

 <佐川急便 白星締めも反省>佐川急便は松下友が決勝2ラン、スメサートが2安打完封で最終戦を締めたが、喜多監督は「反省することばかりで自己採点は…65点」と渋い顔だ。山根前監督の突然の辞任の後を引き継いだ新監督の成績は8勝14敗。それでも「来シーズンへの手応えはつかんだ」と前向きに話す。投手では信長、野手では松下友が成長。「前半より後半戦の方が試合内容は良かったし、若い選手が力をつけてきてくれているので楽しみ」と来季を見据えていた。

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2011年10月24日のニュース