フランス初V逃すもリエブルモン監督「誇りに思う」

[ 2011年10月24日 06:00 ]

ラグビーW杯ニュージーランド大会決勝 ニュージーランド8―7フランス

(10月23日 イーデン・パーク)
 悲願の初優勝を逃したフランス代表のリエブルモン監督は「とても悲しいが、とても誇りに思う」と話した。防御だけでなく、後半はスクラムから主導権を握り、19分にはターンオーバーからの連続攻撃で1点差。最後まで王国を追い詰めた。

 結束を欠きがちな個性と、突然の大金星。「アンプレディクタブル(予測不可能)」の異名は健在だった。1次リーグでトンガにも敗れて2敗しながら、99年と前回大会で王国を破った勝負強さを、今回も見せた。

 前半22分にSOパラが負傷交代したが、崩れない。後半24分には、決まれば逆転のPGを得た。トライを挙げたデュソトワール主将は「多くの批判記事を読んだけど、最高の時間だった」と話した。フレンチ・フレアー…、何かをする予感。フランスの個性はやはり、W杯に欠かせない。

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2011年10月24日のニュース