パットに苦戦…藍13位終戦「納得していない」

[ 2011年10月24日 06:00 ]

通算2アンダーの13位に終わった宮里藍

USLPGAツアー台湾選手権最終日

(10月23日 台湾・サンライズ・クラブ=6390ヤード、パー72)
 単独首位で出た台湾出身のヤニ・ツェン(22)が66をマークして通算16アンダーで優勝し、今季7勝目を挙げた。今季の獲得賞金を約287万3000ドル(約2億1800万円)とし、3大会を残して初の賞金女王を確定的にした。宮里美香(22=NTTぷらら)は70でまとめて通算3アンダーの11位。宮里藍(26=サントリー)は71で通算2アンダーの13位に終わった。74で回った上田桃子(25=フリー)は通算4オーバーの34位だった。

 2番でバーディーとした以外は全てパーだった宮里藍は「いいスコアが出そうではあったんだけど…。納得はしていない」と口を固く結んだ。5メートル前後のバーディーパットに苦戦し「1つ2つ入ってくれたらという感じだった」と悔しそうだった。地元の期待に応えた曽雅?について「結果を残すのが凄いところ。良い刺激をもらって自分も日本で頑張りたい」と、11月のミズノ・クラシック(スポニチ主催)へ気持ちを切り替えた。

 <美香 後半に収穫>後半の連続バーディーで通算3アンダーにした宮里美は「最終日の後半に伸ばせたのは大きい」と納得した表情を見せた。次週は日本ツアーの樋口久子・森永製菓ウイダー・レディースに出場する。「ショットの感触は良くなってきているのでグリーン周りでの勝負だと思う」と課題を挙げた。

 ▼24位・上田桃子 7連戦してきたというのもあって体力不足という感じがした。パワーが残っていなくてショット、パットも思うように決まらなかった。1週空くのでしっかり休んで、ミズノ・クラシックでまた頑張りたい。

続きを表示

2011年10月24日のニュース