性別論争経て出場のセメンヤ 納得の銀

[ 2011年9月5日 06:00 ]

<世界陸上 女子800メートル決勝>2位だった南アフリカのセメンヤ

陸上世界選手権最終日

(9月4日 韓国・大邱)
 女子800メートルでは、前回ベルリン大会の優勝後、性別問題のために1年近く競技に参加できなかったセメンヤ(南アフリカ)が銀メダルを獲得した。

 600メートルで先頭に立ち、残り20メートルでサビノワ(ロシア)にかわされたが、表彰台では満面の笑みを浮かべた。「ベルリンの時よりいいレースができた。2年前の金メダルよりいい気分」と声を弾ませた。

 ◆女子800メートル
(1)サビノワ(ロシア) 1分55秒87
(2)セメンヤ(南アフリカ) 1分56秒35
(3)ジェプコスゲイ(ケニア) 1分57秒42
[世]クラトフビロバ(チェコスロバキア) 1分53秒28
[日]杉森 美保 2分0秒45

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2011年9月5日のニュース