日本初の決勝ならず…福島 世界との差実感

[ 2011年9月5日 06:00 ]

<女子100×4メートルリレー予選>第3走者の福島からバトンをもらって走る第4走者の今井(左)

陸上世界選手権最終日

(9月4日 韓国・大邱)
 女子400リレーで念願の決勝進出はならなかった。

 予選1組で43秒83の5位に終わり、福島は「失敗しない最低限はできたが、決勝に残れない限りは残念」と、初の舞台を逃し悔しがった。5月に日本新記録(43秒39)を出したメンバーとは違い、第1走者に岡部、アンカーに今井を配置し、市川を外した。日本記録に0秒44差だったが、今井は「43秒台では満足ではない。決勝はみんな42秒台」と世界との差を痛感。福島は「毎年、毎年、悔しいではすまされない」と責任を感じていた。

 ≪フェリックス8個目金≫米国が41秒56の今季世界最高で制し、第2走者のフェリックスはカール・ルイス、マイケル・ジョンソン(ともに米国)に並ぶ大会最多タイの8個目の金メダルを手にした。400メートルに初挑戦した今大会で、フェリックスは出場4種目すべてでメダルを獲得。「こんなに多くのメダルをもらえたことを誇りに思う」と喜んだ。

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2011年9月5日のニュース