伊藤 うれしい歴代2位のタイムでV!

[ 2011年9月5日 06:00 ]

男子100メートル自由形を大会新で制した伊藤健太

 競泳の日本学生選手権最終日は4日、横浜国際プールで行われ、男子100メートル自由形で、伊藤健太(20=中京大)が日本歴代2位の48秒78をマークし、初優勝した。学校対抗の男子は中大が3年ぶり、女子は中京大が初の優勝を飾った。

 中京大3年の伊藤は2日前の50メートルで日本タイ記録を出していた中大2年の塩浦に100分の7秒差で競り勝ち「(50メートル2位で)悔しい思いをしていたので、うれしい」と喜んだ。48秒78は日本歴代2位で、高速水着禁止以降では日本最速記録。もともと50メートルを得意としてきたが、ロンドン五輪で400メートルメドレーリレーに出場するため「(意識を)100メートルにシフトしてきた」成果を発揮した。塩浦とともに男子自由形短距離で待望の新星誕生だ。

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2011年9月5日のニュース