レスリング男子代表が合宿公開 米満、松本らが動きを確認

[ 2011年9月5日 19:36 ]

 レスリングのロンドン五輪出場枠を懸けた世界選手権(12~18日・イスタンブール=トルコ)に出場する男子の日本代表が5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、タックルなどの動きを確認するように軽めの練習を行った。

 フリースタイル66キロ級で一昨年3位の米満達弘(自衛隊)は、7月の合宿で痛めた右肘にテーピングをして練習し「痛みはあるが、ベスト(の状態)がかみ合えば金メダルは取れる」と意気込みを示した。グレコローマンスタイル60キロ級で昨年2位の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)は「一番高いところを目指す」と優勝を誓った。

 日本協会の佐藤満男子強化委員長は「楽観はしていないが(フリーとグレコを合わせて)体重が軽い5階級でメダルの可能性がある」と話した。グレコ代表は7日、フリー代表は12日に出発し、本番に備える。

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2011年9月5日のニュース