2階から支度部屋“監視”…八百長防止策引き続き実施

[ 2011年7月10日 19:26 ]

大相撲名古屋場所初日

(7月10日 愛知県体育館)
 10日に開幕した大相撲名古屋場所で、支度部屋への携帯電話の持ち込み禁止など八百長の再発防止策が、5月の技量審査場所に引き続き実施された。これまで地下にあった警備担当の親方の控室を、支度部屋のある第2競技場の2階で、東西の支度部屋を見下ろせる場所に配置し、緊張感を高める新たな試みも加わった。

 先場所と同様に、支度部屋に出入りする全力士と床山は、出入り口付近で携帯電話を世話人に預けた。監察委員を東西の支度部屋に1人ずつ、土俵近くに1人を配置した。

 放駒理事長(元大関魁傑)は「緊張感を持っていい相撲を取ってもらうことが大事」と力士一人一人の自覚の重要性を説いた。

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2011年7月10日のニュース