シンクロ代表が新TR披露 斬新な構成も同調性に課題

[ 2011年7月9日 20:07 ]

 水泳の世界選手権(上海)に臨むシンクロナイズドスイミング日本代表が9日、東京辰巳国際水泳場での公開演技でチームの新しいテクニカルルーティン(TR)を披露した。「嵐」をテーマに打楽器主体の曲を使い、曲線的な動きを多くした斬新な構成だったが、同調性に課題を残した。

 世界選手権ではアジア最上位に五輪出場権が与えられるが、現状では中国を上回ることは難しい。日本水連の本間三和子シンクロ委員長は、来年の世界最終予選での出場権獲得へ「まず世界選手権で5位以内に入っておかないと、最終予選も難しくなる」と見通しを語った。

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2011年7月9日のニュース