大相撲名古屋場所 懸賞数は盛況時の7割か

[ 2011年7月9日 20:06 ]

 日本相撲協会の懸賞担当者は9日、半年ぶりの本場所となる大相撲名古屋場所(10日初日・愛知県体育館)の懸賞総数が現時点で計700~750本になる見通しを示し、盛況だった一昨年までの7割程度にとどまる可能性があることが分かった。

 名古屋場所の懸賞は、場所前に野球賭博問題で多数の力士が処分された昨年に242本と激減したが、2009年までは3年連続で900本以上が出され、毎年増加していた。

 今場所の初日は結びの一番など12番に55本の懸賞が出される。担当者によると、9日現在で懸賞を出す新規企業は1社。これまで1日に複数の懸賞を出していた企業が1日当たりの本数を減らすなど、他社の動向を見守る動きもあるという。この担当者は「営業(活動)をしているわけではないので手応えは分からない。55本は期待の数だと思っている」と話した。

続きを表示

2011年7月9日のニュース