愛&佳純、そろって初戦突破!ダブルスは準決勝へ

[ 2011年7月9日 06:00 ]

女子ダブルスで準決勝に進んだ福原(右)、石川組

 卓球の荻村杯ジャパン・オープン第2日は8日、神戸総合運動公園体育館で行われ、ロンドン五輪代表に決まっている福原愛(22=ANA)と石川佳純(18=全農)がともに女子シングルス1回戦を突破した。石川は韓国選手にストレート勝ちし、福原は台湾選手に4―3で辛勝。2人が組んだ女子ダブルスは準決勝に進出した。

 ≪愛“冷や汗”53分≫冷や汗をかきながらも、世界ランキング8位の福原が単複合わせて3勝を挙げた。シングルス1回戦では同69位と格下の鄭怡静から3ゲーム連取しながら、その後3ゲームを奪われるなど苦戦。最後は地力の違いを見せて振り切った。「(相手は)調子が良くないと聞いていたから気が緩んだ。でも途中で立て直せたのはいい経験」と53分間の熱戦を前向きにとらえていた。

 ≪佳純、好発進!≫石川は全農に所属先が決まってから初めての大会で、幸先のいいスタートを切った。シングルス1回戦でストレート勝ちすると、福原と組んだダブルスでも2試合で1ゲームを落としただけ。特にシングルスではカットマンの崔文映に圧勝したとあって「先週、韓国オープンでカットマンに負けた反省を生かせた。前より苦手意識はない」と力強かった。

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