「いい泳ぎができた」北島 世界選手権へ弾みのV

[ 2011年5月23日 06:00 ]

男子200メートル平泳ぎで優勝した北島康介は声援に手を挙げて応える

ジャパン・オープン最終日

(5月22日 大阪なみはやドーム)
 男子200メートル平泳ぎで、北島康介(28=日本コカ・コーラ)が2分11秒43で優勝した。2日前の100メートルは2位だったが、最後に意地を見せて、7月の世界選手権(上海)へ弾みをつけた。女子200メートル平泳ぎでは東京・武蔵野中3年の渡部香生子=かなこ=(14=JSS立石)が2分23秒90で制し、50メートルと100メートルに続く中学新記録で3冠とした。

 男子200メートル平泳ぎで優勝した北島は2位の大塚を0秒09差で振り切り「100メートルよりいい泳ぎができた。粘ったレースができた」と満足げだった。100メートルでは手足の動きがバラバラで、平井ヘッドコーチに「全然ダメ」と指摘されたが、2日間で修正。現時点での力を出し切った。今後は再び拠点の米国に戻って、世界選手権まで泳ぎ込む。「もう(4月に痛めた左内転筋の)肉離れは関係ない。あと1カ月半しっかり追い込みたい」と意気込んだ。

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2011年5月23日のニュース