横審の鶴田委員長が技量審査場所を総括「見応えあった」

[ 2011年5月23日 20:02 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は23日、東京・両国国技館で会合を開き、記者会見した鶴田卓彦委員長は、八百長問題で興行形式を取らずに開催した技量審査場所について「見応えがあった。故意による無気力相撲(八百長)は全くなかったと思う」と総括した。

 鶴田委員長によると、出席した放駒理事長(元大関魁傑)からも冒頭で「各力士とも大変力の入った相撲を展開した」との説明があったという。

 同委員長は、史上1位の朝青龍に並ぶ7場所連続優勝を達成した横綱白鵬を「やはり立派」と絶賛。開催が決まれば名古屋場所で8連覇に挑むが「ほかの力士の力量からみると、白鵬の独走を許してしまうんじゃないか」と述べた。

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2011年5月23日のニュース