通常開催結論は26日?中日新聞社長が見通し

[ 2011年5月23日 20:03 ]

 例年7月に、大相撲名古屋場所を日本相撲協会と共催する中日新聞社の大島寅夫社長は23日、相撲協会が目指す名古屋場所での本場所通常開催の再開について、放駒理事長(元大関魁傑)が26日の理事会終了後に文部科学省を訪問して結論が出るとの見通しを示した。

 相撲協会の二所ノ関監察委員長(元関脇金剛)は既に、無料公開で22日まで実施した技量審査場所で、八百長を疑われるような相撲はなかったとの見解を述べている。25日に審判部と監察委が開く合同会議の結果が26日の理事会に報告され、これを受けた放駒理事長が文科省に報告する。

 相撲協会の横綱審議委員会(横審)の委員を務める大島社長は23日の横審の会合終了後「文科省がどういう返事をするか。そこでOKにならないと駄目でしょう。われわれも(通常開催を)期待している」と話した。放駒理事長は無言だった。

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2011年5月23日のニュース