激戦の48キロ級 山岸が3年ぶりV 全日本体重別

[ 2011年4月3日 17:54 ]

女子48キロ級決勝で、浅見八瑠奈(下)を破り優勝した山岸絵美

 8月の世界選手権(パリ)の代表選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は3日、福岡国際センターで男女計7階級を行い、女子48キロ級は山岸絵美(三井住友海上)が3年ぶり3度目の優勝を果たした。山岸は準決勝で3連覇を狙った福見友子(了徳寺学園職)、決勝で昨年の世界選手権覇者の浅見八瑠奈(コマツ)を破った。

 男子60キロ級は平岡拓晃(了徳寺学園職)が4連覇、女子52キロ級は中村美里(三井住友海上)が2年連続で制した。同63キロ級は東日本大震災の被災地にある宮城・東北高出身の阿部香菜(三井住友海上)が初優勝した。

 男子73キロ級は昨年の世界選手権王者の秋本啓之(了徳寺学園職)が準決勝で敗れ、粟野靖浩(了徳寺学園職)が初制覇。女子57キロ級は松本薫(フォーリーフジャパン)が2年ぶりに制した。

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2011年4月3日のニュース