活動休止の仙台の分まで…秋田“勇気”の白星

[ 2011年4月3日 06:00 ]

 プロバスケットボールのbjリーグは2日、行われ、秋田は東日本大震災後、初のホームゲームを開催し、新潟を92―80で下した。今季の活動が休止となった埼玉から選手救済制度によりレンタル加入した地元・能代工出身の北向由樹(25)は3点シュート2本を含む8得点をマークした。

 秋田は試合前に新潟の選手と合同で義援金の募金活動を行い、試合では震災の影響で活動を休止した仙台の「GO GO!89ERS!」のエンブレムをつけて戦った。釜石市出身のG沢口誠(19)は実家は無事だったが母がまだ避難所で生活しているそうで「震災でつらい思いをしました。でも皆さんのおかげでバスケを続けている。1試合1試合の臨み方が変わってきました」と話した。この日もチーム日本人最多タイの10得点をマークし勝利に貢献した。

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2011年4月3日のニュース