遼くん、今年初オーガスタで“３年目の手応え”

オーガスタでの今年初ラウンドを終えて宿舎で取材に応える石川遼

　７日開幕のマスターズに出場する石川遼（１９＝パナソニック）が１日、オーガスタ・ナショナルＧＣで今年初ラウンド。藤田寛之（４１＝葛城ＧＣ）と一緒にイン９ホールを回り“３年目の手応え”をつかんだ。

　「過去２年間を思い出しながら、徐々に曲がり具合を読めるようになってきた」。雨が続いたためコースコンディションは試合の状態にはほど遠いが、グリーンの傾斜は相変わらず。１４番パー４では２打目をピン左奥８メートルに。「見た目は１メートルフック」するラインだったが、過去２年の記憶から「ここは確か見た目よりも曲がる感じだったな」と思い直し、２メートル膨らませてカップインさせた。「３回目になると２回目よりは落ち着いてる。自分がやるべきことをやって準備すればいいという単純な気持ちが強い」。地に足をつけてオーガスタでの調整を続ける。