室伏 ロンドンへ「加速度センサー」練習で進化

[ 2010年9月9日 06:00 ]

 陸上男子ハンマー投げの室伏広治(35=ミズノ)が愛知・中京大で会見し、3月から「加速度センサー」をハンマーのワイヤに取り付けて練習していることを明かした。

 センサーはハンマーの回転スピードが増すほど高い電子音が鳴るようになっており「世界で僕だけの練習方法でしょう。合理的に加速しているかどうかが音で分かる」と説明した。8月末のリエティ国際で80メートル99をマークするなど効果は表れており「ロンドン(五輪)に向けてのトレーニングは始まっている。五輪の1投目で納得できる成績を残せるように正確性を求めていく」と気合を入れた。

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2010年9月9日のニュース