事件性なし…18歳力士 開頭手術で血腫摘出

[ 2010年9月9日 19:51 ]

 大相撲の二所ノ関部屋で朝げいこ中に倒れた序二段の釼剛力士(18)=本名バートルフー・トゥルトブシン、モンゴル・ウランバートル出身=は9日、東京都内の病院で「右急性硬膜下血腫」と診断された。師匠の二所ノ関親方(元関脇金剛)によると、約4時間に及ぶ開頭手術で血腫は取り除かれた。

 釼剛力士は数日前から首と頭に痛みを訴えていた。事件性はないとみられる。同親方は「医者は後遺症がありそうというニュアンスで、厳しい状況だと言っていた」と沈痛な面持ちで話した。
 釼剛力士はことし5月の夏場所が初土俵。序ノ口だった7月の名古屋場所で6勝1敗の好成績を残し、12日初日の秋場所の番付は東序二段63枚目まで上がった。

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2010年9月9日のニュース