吉田、伊調馨は銀以上確定/世界レスリング第4日

[ 2010年9月9日 19:13 ]

女子55キロ級2回戦でウズベキスタン選手を攻める吉田沙保里(上)

 レスリングの世界選手権第4日は9日、モスクワで女子3階級を行い、55キロ級で8連覇が懸かる2008年北京五輪女王の吉田沙保里(綜合警備保障)と、63キロ級に3年ぶりに出場した北京五輪覇者の伊調馨(綜合警備保障)はともに決勝に進出し、銀メダル以上を確定させた。

 4度の優勝を誇る59キロ級の正田絢子(京都・網野高教)は準決勝でモンゴル選手に1―2で敗れ、3位決定戦に回った。
 吉田は1回戦で韓国選手にフォール勝ち。2回戦はウズベキスタン選手、準々決勝は米国選手、準決勝はロシア選手にいずれも2―0で勝った。伊調馨は初戦の2回戦でスウェーデン選手を2―0で退け、準々決勝で中国選手にフォール勝ち。準決勝はハンガリー選手を2―0で下した。

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2010年9月9日のニュース