韓日対抗戦前に遼くん闘志「絶対に勝つつもりで」

[ 2010年9月9日 19:03 ]

韓日対抗戦の練習ラウンドで笑顔の石川遼(左)と薗田峻輔

 男子プロゴルフの日本と韓国が団体で争う現代キャピタル招待韓日対抗戦は10日から韓国・済州島のヘビチCCで行われる。日本から出場する石川遼や片山晋呉は9日、コースで調整し、初めてのラウンドとなった石川は「与えられた条件の中でベストを尽くす。絶対に勝つつもりでやりたい」と話した。

 日本、韓国とも10人でチームを編成し、日本はほかに池田勇太、藤田寛之、小田孔明らトップ選手が顔をそろえた。第1日はフォーサム、第2日はフォーボール、最終日はシングルスのストロークプレーで対戦し、3日通算の獲得ポイントで優勝を争う。大会は6年ぶり2度目の開催で、前回は韓国が競り勝った。第1日のフォーサムで石川は薗田峻輔と組む。
 会場はこのところの悪天候でコースがぬかるみ、当初インとして使う予定だった9ホールを毎日、繰り返して回る。

 ▼青木功主将の話 選手は経験を生かして、日本でやっているようにプレーしてほしい。誰がポイントゲッターというのでなく、全員に期待している。

 ▼石川遼の話 絶対に勝つつもりでやりたい。日本と韓国はいろんな競技でお互いにレベルを高め合っている。ゴルフもそういう形になりたい。

 ▼片山晋呉の話 日本はベストメンバーがそろった。日韓の人たちが関心を持てるような大会になっていくよう、盛り上げていきたい。

 ▼藤田寛之の話 日本は最高のメンバーだが、韓国も若くていい選手がそろった。接戦になると思う。そのうえで勝てれば最高。(共同)

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2010年9月9日のニュース