真央、もっと点伸びる！キム・ヨナと勝負できる！

女子で優勝し、表彰台で２位の鈴木明子（左）に祝福される浅田真央

トリプルアクセル決めた！真央ちゃんお見事逆転Ｖ！

自分追い込んだ真央ちゃん「五輪につながる」

　【四大陸選手権】浅田が国際大会では今季初めて１８０点台を出し、ＳＰのミスをなくせば、五輪でキム・ヨナとも十分戦えることを示した。
　２７日のＳＰは降りたかに見えた３回転半―２回転の連続ジャンプが２回転半―２回転と判定され、単独の３回転フリップも１回転になった。ミスがなければ、ジャンプの基礎点だけで約１０点上乗せできる。演技時間オーバーによる１点の減点も防げるミスで、これらを今回の得点に単純に足しただけで１９０点台の半ばに到達する。「つまずいたＳＰでベストを尽くせば、点はもっと上がる。課題はＳＰとフリップ」と本人の認識も明確だ。
　キム・ヨナは今季のフランス杯で世界歴代最高を２１０・０３点まで伸ばしたが、その後の２戦は１８０点台の後半にとどまっている。（共同）