トリプルアクセル決めた!真央ちゃんお見事逆転V!

[ 2010年1月29日 17:05 ]

女子で優勝した浅田真央のフリーの演技

自分追い込んだ真央ちゃん「五輪につながる」

 欧州を除く各国選手で争うフィギュアスケートの四大陸選手権第3日は29日、韓国の全州で行われ、女子はショートプログラム(SP)3位の浅田真央(中京大)がフリーで1位となり、183・96点で2年ぶり2度目の優勝を果たした。鈴木明子(邦和スポーツランド)はSPから順位を一つ落とし、173・72点で2位だった。
 バンクーバー冬季五輪前の最後の大会だった浅田は、フリーで細かいミスはあったが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度とも成功させた。浅田が3回転半を2度決めるのは、国際大会の女子で初の快挙だった昨季のグランプリ・ファイナル以来、2度目。
 今井遥(東京・日本橋女学館高)は155・29点で5位だった。世界女王の金ヨ児(韓国)や安藤美姫(トヨタ自動車)は出場していない。
 アイスダンスはケイトリン・ウィーバー、アンドルー・ポジェ組(カナダ)が166・16点で優勝した。

 ▼浅田真央の話 フリーはいい演技ができたので、五輪につながる。五輪のSPにも生かせる。SPもフリーも駄目だったら、どうなることかという気持ちで(自分を)すごく追い込めた。トリプルアクセルに2回トライしてよかった。

 ▼鈴木明子の話 ジャンプで一つミスはあったが、冷静に判断しながら滑り切れてよかった。過去2回は8位だったので、ようやく表彰台に立ててうれしい。

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2010年1月29日のニュース