復興アピール!新潟で45年ぶり国体が開幕

[ 2009年9月26日 16:51 ]

 第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」(新潟国体)は26日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムで天皇、皇后両陛下をお迎えして開会式を行い、開幕した。新潟県での開催は45年ぶりで、この日はゴルフの競技だけが始まった。

 開会式では約2万3000人の観客が見守る中、地元新潟代表で空手男子で2006年アジア大会金メダルの古川哲也(二本木いろは)と柔道女子の国原頼子(自衛隊)が「全国の空に感動を解き放てるよう全力で競技することを誓います」と選手宣誓した。
 開会式前には、2007年中越地震などからの復興と支援への感謝をアピールするプログラムが華やかに行われた。選手団に観客席から見てもらえるように、会場の外で待機が必要な入場行進の参加者を各都道府県32人までに制限した。
 大会は10月6日までで約2万2000人が参加。北京五輪金メダルのソフトボール日本代表のエース上野由岐子(群馬・ルネサステクノロジ)らトップ選手も多く出場する。

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2009年9月26日のニュース