島根・開星中 バレー部顧問が女子部員の頭殴る

[ 2009年9月26日 12:15 ]

 松江市の私立開星中で2月、女子バレー部顧問だった男性教諭(44)が当時1年生の女子部員の頭を殴り、打撲などのけがを負わせていたことが26日分かった。女子部員は精神的苦痛を訴え、6月に転校したという。

 大多和聡宏校長によると、教諭は2月21日、体育館で1年生部員8人のまとめ役だった女子部員の頭をこぶしで数回殴った。女子部員は翌日に頭痛や精神的な苦痛を訴え、病院を受診。6月中旬に転校した。
 学校側の事情聴取に、教諭は「練習試合でコートの設営準備が不十分だったため、指導目的でたたいた。行き過ぎた指導で申し訳ない」と話したという。教員は顧問を外れたが、8月からサポート役として指導に当たっている。
 今月上旬、部員の保護者が松江署に被害届を出し、同署で捜査している。

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2009年9月26日のニュース