桃子2日目は後半ばん回、藍、美香らは出遅れ

[ 2009年5月16日 06:00 ]

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ上田桃子

 米女子プロゴルフツアーのサイベース・クラシックは14日、米ニュージャージー州クリフトンのアッパーモントクレアCC(パー72)で第1ラウンドを行い、今季トップ10入りのない上田桃子(22=ソニー)が、1アンダーで25位発進した。宮里藍(23=サントリー)、宮里美香(19=フリー)は1オーバーの60位、前週6位の大山志保(31=オンワード樫山)は3オーバーの101位と出遅れた。15日は第2ラウンドが行われ、インから出た上田は、前半はダブルボギーなどでスコアを崩したが、後半4バーディーと持ち直し、通算2アンダーとスコアを1打伸ばした。大山は5バーディー、4ボギーで通算2オーバーだった。

 狭いフェアウエーに、芝目が強くボールが不規則に転がるポアナ芝のグリーン。風も吹いた厳しい条件をものともせず、第1日の上田はまずまずのスタートを切った。「これぐらい風が吹いたほうが面白い。より難しくなると“おお、いいぞ~”って思うから」。前半は1バーディーで粘り、後半は攻めに転じた。10番でピン手前8メートルからバーディーパットをねじ込むと、11番では2メートルを決めてガッツポーズ。ボギーも2つ叩いたが、「危なげないゴルフだった」と及第点をつけた。
 「目標は4日間アンダーパーで回ること」と話していたが、10番から出た第2日はいきなりボギーを叩くと、12番では池ポチャからダブルボギー。13番も再びボギーとすると、クラブで地面を叩くイラ立ちも見せた。それでも、14番は第2打をピン手前30センチにつけてバーディー。ようやく落ち着きを取り戻した上田は18番までパーを続け、後半へとつなげた。

続きを表示

2009年5月16日のニュース