山本先生が1位で最終日に

[ 2009年5月16日 19:06 ]

 アーチェリーの世界選手権(9月・韓国)最終選考会第2日は16日、静岡県掛川市のつま恋多目的広場で行われ、男子はアテネ五輪銀メダルの山本博(日体大教)が1339点の1位で、上位9人による17日の選考会ラウンドに進出した。女子は北京五輪6位の早川浪(甲南女大職)が1322点でトップだった。

 選考会ラウンドは最下位をふるい落とす形で6戦を行い、男女とも上位3選手が世界選手権の出場権を得る。

 北京五輪出場を逃した山本が、復活の手応えをつかんだ。時折強い雨が降る中、約2年ぶりという好スコアを出し「まだまだやれるという気持ちに戻れた」と、うれしそうに語った。
 痛めていた右肩の状態が改善した。弓も北京五輪の選考会で使用したモデルに戻し、調子は上向きだ。46歳のベテランは「あしたはきょう以上のものが出ないと通過できない」と、気を引き締めていた。

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2009年5月16日のニュース