ペットが癒やし…さくら上々1差3位スタート

[ 2009年5月16日 06:00 ]

8番ホール、バーディーを決めた横峯さくら

 【ヴァーナル・レディース】今季2勝目を狙う横峯は、上々の滑り出しとなった。1番でバーディーを奪った後、2つのボギーを叩いたが「前半残り4ホールでイーブンに戻そう」と気持ちを切り替えた途端に6番から3連続バーディー。インでも16、18番でバーディーを奪取し、終わって見れば、4アンダーで首位に1打差の好位置につけた。

 開幕から7試合で一ケタ順位をキープ。毎試合、厳しい優勝争いの中に身を置くが「全然、疲れはない」という。その理由は遠征にも連れている2匹の愛犬だ。前夜はコース近くのコンビニエンスストアに散歩がてら自ら連れていき、気分転換。「癒やされますねえ」とリラックスができている。
 91年にト阿玉が記録した開幕からの1ケタ順位は8試合連続。この試合で並ぶ可能性は高くなったが、賞金女王獲得を宣言している横峯の目標はもちろん優勝だ。「我慢しながら1つでも伸ばしていきたい」と雨予報の第2日へ気を引き締めた。

 ≪6バーディー!斉藤が首位≫斉藤は6バーディー、1ボギーの67で首位に並んだ。若い時には無理せず刻んでいたというが、最近は「バーディーを取らないと上にはいけない」とプレースタイルを転換。「今までは怖かったというか、行けなかったが今は行ってみよう」と積極的に攻めるようになった。2週前のクリスタルガイザー・レディースで3位になるなど41歳の存在感は増しているが「頑張ってという応援は増えたけど、高齢の方ばかりです」と笑った。

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2009年5月16日のニュース