山本被告が反論 ぶつかり稽古異常なし

[ 2009年3月26日 06:00 ]

 時津風部屋の序ノ口力士、時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=暴行死事件で、傷害致死罪に問われた元親方山本順一被告(59)の公判が25日、名古屋地裁(芦沢政治裁判長)で開かれ、山本被告は被告人質問で「兄弟子らの判断でぶつかり稽古を終わらせることができた」と述べた。検察側から「入門間もない斉藤さんに約30分間にわたるぶつかり稽古をさせたのは異常では」と問われた山本被告は「そうは思わなかった」と返答。兄弟子らの「元親方の指示なく、終了できなかった」との証言については「斉藤さんが力を出し切って当たれば、私の指示がなくても終わらせることができた」と反論した。

続きを表示

2009年3月26日のニュース