世界選手権の敗者復活戦を大幅縮小

[ 2009年3月26日 12:26 ]

 国際柔道連盟(IJF)のベソン競技部長は25日、より分かりやすい競技方式の確立を目指しているIJFの方針に従って、8月の世界選手権(ロッテルダム=オランダ)から敗者復活戦を縮小し、ベスト8に進出できなければ銅メダルのチャンスがなくなる方式に変更することが決まったと明らかにした。

 同競技部長は、今秋の国際オリンピック委員会(IOC)との協議を経て、2012年ロンドン五輪も同様の方式で実施するとしている。
 従来の方式では1回戦で敗れても、相手がベスト4に進出した場合には敗者復活戦に回り、銅メダルの可能性が残されていた。IJFはことし1月に世界ランキング制度を導入する一方、新シリーズのグランドスラム大会やグランプリ大会では一切の敗者復活戦を廃止している。
 世界ランキングで決められる五輪と世界選手権のシード枠はいずれも「8」とし、強豪が1、2回戦でぶつからないよう配慮する。(共同)

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2009年3月26日のニュース