気負って大きなミス 織田は7位でフリーへ

[ 2009年3月26日 11:02 ]

フェンスに激突、転倒した織田

 昨季の酒気帯び運転による出場停止処分を経て、戻ってきた2季ぶりの世界選手権。織田は「調子がすごく良かった」と緊張はしていなかったが、気負いがあった。

 トリプルアクセルを成功し、滑りが勢いづいた織田は2連続3回転で着氷した直後、フェンスに激突して転倒。失敗が許されないSPで思わぬミスに泣き、自己最高を約7点も下回る76・49点で7位と出遅れた。「リラックスしていて逆にスピードが出すぎた。練習のときにもっと意識しておけばよかった」とうなだれた。
 スタンドの観客からは演技後に誕生日を祝う言葉を贈られ、苦笑いで応じた。「あまりいい22歳の出だしにはならなかったけれど、思ったよりは点数が出ていたし、モチベーションは下がっていない。フリーでは4回転を決めたい」。全日本王者は大逆転の表彰台を狙っている。(共同)

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2009年3月26日のニュース