フジカワ6位急浮上!最年少V圏内だ

[ 2009年1月19日 06:00 ]

50位から6位に急浮上したタッド・フジカワ

 【USPGAツアー ソニー・オープン3日目】8日に18歳になったばかりのフジカワが、50位から6位に急浮上した。1番から3連続バーディーを奪って波に乗ると、9バーディー、1ボギーと爆発。コースレコードには1打及ばなかったものの、自己ベストの62に「(予選通過のため)きのうは安全に行ったが、きょうは攻めた。カップになめられなければ59も出せた」と威勢が良かった。

 07年のこの大会で16歳で予選通過し、同年7月にプロ転向した。その後、出場6試合すべてに予選落ち。昨年には父のデリック氏が覚せい剤の使用と売買で起訴される事件もあった。つらい時期を越え、今回は初の決勝ラウンド進出を果たしただけでなく首位と2打差の優勝圏内にいる。70年のツアー制導入後としては、20歳6カ月で勝ったミケルソンの持つ米ツアー最年少記録更新の可能性も出てきた。「今回は勝つためにやるし、可能と思っている」と意気込んでいた。

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2009年1月19日のニュース