平野 元中国代表に大逆転3連覇

[ 2009年1月19日 06:00 ]

優勝した平野早矢香は雄たけびをあげる

 【全日本卓球選手権最終日】女子シングルス決勝は、平野が元中国代表の王輝を88分間の激闘の末に撃破。最終ゲームを1―6から逆転で奪い、3連覇が決まると両手で顔を覆って号泣した。5度の日本一は小山ちれの8度、星野美香の7度に次ぎ歴代3位タイで、世界選手権代表にも内定。「一度も勝ったことがない相手だったし、我慢比べで勝つしかないと思っていた。(優勝して)世界選手権代表を獲りたかったので凄くうれしい」と笑みを浮かべた。

 ≪男子は水谷が3連覇2冠≫男子シングルスの水谷は、決勝で青森山田高の後輩・松平に4―1で完勝。シングルス3連覇は88~90年の斎藤清以来で、岸川と組んだダブルスと合わせて3年連続の2冠を達成した。「この大会のために練習してきた。ダブルスもシングルスも3連覇できてうれしい」。北京五輪後は世界最高峰の中国スーパーリーグに参戦。レベルアップした姿を見せ、「中国に勝ってメダルを獲りたい」と世界選手権へ気合を入れていた。

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2009年1月19日のニュース