13年ぶりの伊達は惜敗 杉山は勝つ

[ 2009年1月19日 10:01 ]

女子シングルス1回戦でカネピと対戦するクルム伊達公子

 テニスの四大大会の今季第1戦、全豪オープンが19日、メルボルン・パークで開幕した。女子シングルス1回戦で、予選を突破し13年ぶりの出場となった38歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は第25シードで昨年の全仏オープンベスト8のカイア・カネピ(エストニア)に4―6、6―4、6―8で惜敗した。

 杉山愛(ワコール)はステファニー・デュボワ(カナダ)を6―0、7―6で下した。杉山は3年連続の2回戦進出で、四大大会の連続出場記録を「59」に伸ばした。
 第1シードのエレナ・ヤンコビッチ、昨年準優勝で第5シードのアナ・イバノビッチ(ともにセルビア)、男子シングルスで2連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)や第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)、第7シードのアンディ・ロディック(米国)は順当に勝ち進んだ。
 森田あゆみ(キヤノン)と錦織圭(ソニー)は20日に初戦を迎える。
 賞金総額は2340万豪ドル(約14億3100万円)。男女シングルスの優勝賞金は男女とも200万豪ドル(約1億2200万円)。

 ▼クルム伊達公子の話 相手の強いサーブにどこまで対応できるかだと思ったが、第2セットは順応力がついた。パワフルでスピードのある今の世界のテニスとある程度戦えたと思う。残りのグランドスラムにも挑戦していきたい。
 ▼杉山愛の話 第1セットは自分の思うテニスができたけど、2セット目は受けて立ってしまった。きちんと締めるところは締めないといけない。(共同)

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2009年1月19日のニュース