安美錦が休場　朝青龍戦で右ひざ痛める

　大相撲の西関脇安美錦（３０）＝本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋＝が初場所９日目の１９日、「右ひざ外側半月板損傷により２週間の安静加療が見込まれる」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。８日目の横綱朝青龍戦で敗れた際に古傷を痛めた。

　安美錦の休場は２００４年名古屋場所以来３度目。９日目の対戦相手の旭天鵬は不戦勝となる。今場所の十両以上の休場者は小結豊ノ島に続いて２人目。師匠の伊勢ケ浜親方（元横綱旭富士）は「朝になって腫れが出てきた。再出場するかは本人に任せる」と話した。