遼くん 松伏町の「名誉町民」当確

[ 2008年12月27日 06:00 ]

会田松伏町長(左)に目録を進呈する石川遼

 石川遼(17=パナソニック)が名誉町民に“当確”した。石川は26日、自らの写真展が行われた地元埼玉・松伏町の中央公民館を訪れ、グッズ売上金を社会福祉に役立てるため、会田重雄町長(63)に寄贈した。

 「松伏町の皆さんを勇気づけて、僕の応援ももっとしてもらいたい」との石川のあいさつを受けて、会田町長は「名誉町民は当確ですけど、まだまだ可能性のある選手。もっと頂点を極めた時に渡したい」と明言。日本画家の後藤純男氏らが授与された名誉町民を確約する構想を披露した。
 会田町長は、石川の活躍で松伏町が全国的に有名になったこともあり、ゴルフでの“町おこし”も考えている。来年3月20日に町制40周年記念事業としてスナッグゴルフ(プラスチック製クラブを用いた簡易ゴルフ)の大会を初開催。写真展の継続開催にも意欲的で、石川遼記念館の設立についても「夢としては描いております」と話した。
 名誉町民当確で石川の年内の仕事は一段落。09年初戦となるザ・ロイヤル・トロフィー(1月9~11日、タイ・チョンブリ)に向けて本格的に練習を始める。

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2008年12月27日のニュース