真央が逆転で3連覇/全日本フィギュア

[ 2008年12月27日 19:29 ]

女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする浅田真央

 フィギュアスケートの全日本選手権最終日は27日、長野市のビッグハットで行われ、女子は世界女王の浅田真央(愛知・中京大中京高)が合計182・45点でショートプログラム(SP)2位から逆転し、3連覇を果たした。

 浅田真はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度着氷したが、ともに回転不足と判定されフリーも2位。SP5位のベテラン村主章枝(avex)がフリーで1位となり、178・59点で2位に入った。安藤美姫(トヨタ自動車)が174・09点で3位。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)が4位で、SP首位の中野友加里(プリンスホテル)はフリーでジャンプが乱れ、5位に終わった。

 アイスダンスはフリーを行い、キャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が合計156・35点で2連覇した。

 ▼浅田真央の話 いつも通り攻めの気持ちを忘れずにやった。自分のリズムで滑ることができた。すべてにおいて満足している。来年への課題は連続ジャンプとしっかり滑りきること。次は四大陸選手権と世界選手権に向けて頑張りたい。

 ▼村主章枝の話 試行錯誤が続いたけれど、立て直して3年ぶりに世界選手権に行くことができてうれしい。課題だったジャンプがミスなくてよかった。

 ▼中野友加里の話 緊張して思うように体が動かなかった。ジャンプが決まればのっていけたと思うが、自分の気持ちが弱かった。

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2008年12月27日のニュース