大八木GMも涙…高知中央が再挑戦誓う

[ 2008年12月27日 17:42 ]

 27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕した全国高校ラグビー大会に、元日本代表の大八木淳史さん(47)がゼネラルマネジャー(GM)を務める高知中央高(高知)が初出場。1回戦で平工高(福島)に10―78で大敗したが、大八木GMは「来年は方向性を変えて、恥ずかしくないチームを連れてきたい」と再挑戦を誓った。

 高知中央高ラグビー部は、ほかのクラブを退部した生徒の受け皿として昨年3月に創部。同志社大では全国大学選手権で3連覇、神戸製鋼で日本選手権7連覇の輝かしい経歴を持つ大八木氏が同4月にGMに就任し、わずか2年で全国大会出場に導いた。
 「花園」への初挑戦は大差で終わったが、選手たちは2トライを返して意地を見せた。試合終了後「元気出せ。最後まで」と選手たちに声を掛け続けていた大八木GMも最後は涙を抑えられなかった。「すごい成長をした。それを見ると涙が出る」と感慨深そうだった。

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2008年12月27日のニュース