ブランク何の!織田 逆転で今季2連勝

[ 2008年10月18日 06:00 ]

 フィギュアスケートのカール・シェーファー記念国際競技会は16日、オーストリアのウィーンで行われ、男子フリーで織田信成(21=関大)が最高の139・05点をマークし、前日のショートプログラム(SP)の2位から合計211・56点で逆転優勝した。SP首位のサミュエル・コンテスティ(イタリア)が201・54点で2位。織田は9月下旬のネーベルホルン杯と合わせ今季2連勝となった。

 2季ぶりに国際舞台に本格復帰した新シーズンで好調な滑りだしを見せている。昨季は酒気帯び運転による出場自粛で棒に振ったが、今季からライバルの高橋大輔(関大大学院)を指導していた二コライ・モロゾフ・コーチと契約。2大会ともローカル大会だったが、連勝で1年間、実戦から遠ざかっていた不安を払しょくした。
 次戦は西日本選手権(11月1~3日、大阪プール)で国内初戦を迎える。続いて「久しぶりなので絶対勝ちたい」と意気込むNHK杯(同28~30日 国立代々木競技場)に出場する。GPシリーズは今季1試合だけ出場だが、どんな復活ぶりを見せるか楽しみだ。

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2008年10月18日のニュース