三塚が6打差の首位に浮上/富士通女子

[ 2008年10月18日 16:31 ]

第2日、通算14アンダーで単独首位の三塚優子。7番でイーグルパットを決めギャラリーの声援に応える

 富士通レディース第2日は18日、千葉県東急セブンハンドレッドC(6588ヤード、パー72)で行われ、前日2位の三塚優子が64で回り、通算14アンダー、130で2位に6打差をつける首位に浮上した。

 三塚は好調なショットを生かし、7番のイーグルのほか、ボギーなしの6バーディーを奪った。
 前日首位の福嶋晃子は73と伸びず、2位に後退。さらに1打差の3位が不動裕理と服部真夕。古閑美保は通算5アンダーの6位、横峯さくらは4アンダーの11位。
 通算1オーバー、145までの44位タイ、51選手が最終日に進み、前週優勝の若林舞衣子は予選落ちした。

 ≪ショットの威力存分に発揮≫「ティーショットが伸び伸び打てるこのコースは自分向き」と言っていた三塚が、ツアー屈指の飛ばし屋の迫力を存分に発揮した。
 首位の福嶋との3打差を、6番までの3バーディーで追いつき、7番(パー5)では残り200ヤードの第2打を4番アイアンで5メートルにつけるイーグルをマークしてあっさりと首位浮上。後半も3バーディーを加え、6打差の独走状態を築いた。
 2日連続のボギーなしという安定したラウンドは、好調なショットが支えている。「目標はノーボギー」と言うが、三塚の場合、それは決して消極的な安全策を意味していない。
 ツアー1年目の昨季終盤、攻めを忘れて失速した経験から、「守りに入らない」を肝に銘じている。ツアー3勝目が目前。最終日は「攻めた上でノーボギーで回る」と宣言した。

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2008年10月18日のニュース