柔道 2009年からランキング制導入へ

[ 2008年10月18日 18:52 ]

 国際柔道連盟(IJF)が19日にバンコク市内で開く理事会で、五輪出場権を懸けたランキング制度の細部を詰め、2009年初めからの導入を決定する見通しとなっている。

 従来の五輪出場権は国・地域に対して、世界選手権(5位以内)、各大陸枠、IJF推薦枠などで割り当てられていた。
 新制度では、主要国際大会の成績に応じて選手に得点を与え、男女の各階級でランキングを作成する。1カ国1代表を原則に、上位の20選手ほどが五輪出場資格を得る。多くの国に出場機会を与えるために、各大陸枠は確保される見通し。
 3月の理事会で決まった「効果」ポイントの廃止についても、早期の適用を目指して話し合う。効果廃止に伴って増加が予想される延長戦の時間短縮も検討されている。(共同)

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2008年10月18日のニュース