申智愛が単独首位 アマの金田が7位浮上

[ 2008年9月6日 17:20 ]

第2日、通算10アンダーで単独首位に立った申智愛の6番ティーショット

 ゴルフ5レディース第2日は6日、岐阜県みずなみCC(6537ヤード、パー72)で行われ、15位でスタートした全英女子オープン選手権覇者の申智愛(韓国)が64をマークし、通算10アンダーの134で単独首位に立った。

 1打差の2位に任恩娥(韓国)、さらに1打差の3位に原江里菜、藤田幸希が続いた。65で回ったアマチュアの金田久美子が通算5アンダー、139で初日の69位から7位に浮上。昨年優勝の飯島茜は通算1アンダーで34位に後退した。
 通算1オーバー、145までの55選手が決勝ラウンドに進んだ。

 ショットがいまひとつで、スコアは思うように伸びなかった。それでもプレーしながら修正し、3位に踏みとどまった。「前半は振れていなかったが、後半はしっかり振れてきた」と原は手応えを口にした。出だしから4ホールはパー。5番(パー5)で1メートルのパットを外してボギーとしたが、崩れなかった。7番でバーディーを奪い、8番(パー3)も12メートルのバーディーパットを沈めた。不安だったショットも「あがり5ホールで自分の感覚がつかめてきた」という。2打差で迎える最終日の追い上げ態勢は整った。
 トップを行く申智愛は同じ20歳。高校時代に一緒にプレーしたこともあったといい「その時はグリーンが硬くて速くて手も足も出なかった。それでも(申智愛は)うまいなと思った」と振り返った。
 ことしのNEC軽井沢に続くツアー2勝目を狙う。メジャー大会覇者は手ごわい相手だが「自分の良いプレーができたらいい勝負ができる」と冷静に最終ラウンドを見据えた。

続きを表示

2008年9月6日のニュース