露鵬は全面否定「絶対にやっていない」

[ 2008年9月6日 12:50 ]

部屋の前で記者会見する露鵬(右端)。左端は大嶽親方

 「結果は信用できない。絶対にやっていない」。6日正午すぎ、東京都江東区の大嶽部屋前で開かれた記者会見で、精密検査でも大麻の陽性反応が出た大相撲のロシア出身の幕内露鵬(28)は、大麻の使用を重ねて否定した。

 露鵬は大嶽親方と弁護士と共に水色の羽織に紺のはかま姿で現れた。
 塩谷安男弁護士が「一連の検査や手続きが不透明だ」と強い口調で検査の在り方を批判する傍らで、大嶽親方と露鵬はじっと口を結んだまま。
 あらためて大麻の使用について問われると、露鵬は険しい表情のまま「吸っていない」「吸ったことがない」と疑惑を何度も否定。「相撲が大好きで、一生懸命やるしかない」と締めくくった。
 精密検査の結果がテレビで速報されたことに、大嶽親方は「朝に電話で連絡を受けたばかりなのに、もうテロップが流れるなんて。おかしい」とムッとした様子で語り、協会への不信感をあらわにした。
 会見は約10分で終了。大嶽親方は「後日説明します」と言い残し、日本相撲協会に向かった。

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2008年9月6日のニュース