誇りのタックル及ばず ジャパンXV惜敗

[ 2008年6月1日 06:00 ]

前半、とんでもないパワーで突進を阻まれる今村

 ラグビーの国際親善試合が東京・国立競技場で行われ、日本代表で構成するジャパンXVは元ニュージーランド代表が中心メンバーのクラシック・オールブラックス(CAB)に13―15で惜敗した。ジャパンXVは前半15分にWTB遠藤(トヨタ自動車)のトライで先制し、前半は5―7。後半7分にWTBハウレットにトライを奪われた直後にもWTB小野沢(サントリー)がトライを挙げたが、逆転はできなかった。

 ジャパンXVは大善戦だった。スクラムでこそ劣勢だったが、激しい防御で相手の攻め手を奪った。カーワン・ヘッドコーチは「勝てなかったのは残念。でも、体を張ったタックルを誇りに思う」と満足そうだった。6月からは南半球の格上チームと対戦するパシフィック・ネーションズ杯が始まる。No・8箕内主将(NEC)は「この試合で経験したことをつなげたい」と意気込んだ。

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2008年6月1日のニュース