日本 イラン下し初勝利/五輪男子予選

[ 2008年6月1日 20:28 ]

イランに勝利し、喜ぶ石島(16)ら日本チーム

日本バレー 五輪に行きたくないみたい

 バレーボールの北京五輪男子世界最終予選第2日は1日、東京体育館で行われ、前日のイタリア戦で惜敗した日本はイランに3―1で勝ち、初勝利を挙げた。オーストラリア、イタリア、アルジェリアは2連勝とした。
 日本は松本(NEC)らの好サーブでイランの守備を崩し、2セットを連取。2―1の第4セットも相手の粘りに苦しんだが、終盤に山本(パナソニック)の強打や山村(サントリー)のブロックで振り切った。
 昨年のアジア選手権を制したオーストラリアは主砲キャロルらの強打でアルゼンチンを圧倒し、イタリアは韓国に快勝。韓国は2連敗となった。
 2日は休養日で、日本は3日に韓国と戦う。

 ▼植田辰哉・日本監督の話 敗戦から気持ちを早く切り替え、選手をリードしようと努めた。4年前の五輪予選では(イランに)負けたが、課題を残しながらも今回勝てたのは、技術の向上以上に精神的に強くなったことが大きい。

 ▼石島雄介の話 サーブがしっかりでき、攻撃のミスが少なかった。(今後も)一戦一戦、力を出し切っていかないと勝たせてもらえない。チーム、個人としてのコンディションをしっかり確認して臨みたい。

 ▼ガイッチ・イラン監督の話 日本のサーブがよく決まったのに対し、うちはレシーブが非常に悪かった。日本の選手に比べて国際試合のプレー経験が不足している。

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2008年6月1日のニュース