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維新・吉村代表、出直し知事選の第一声「お詫びを申し上げます」謝罪から 終始ヤジ飛び交う異様ムード

[ 2026年1月22日 10:15 ]

 大阪府の吉村洋文知事(50)の辞職に伴う出直し選(2月8日投開票)が22日告示され、日本維新の会から出馬の吉村代表は第一声を恒例のなんば駅前で上げた。

 維新による「大阪都構想」3度目挑戦への是非をめぐる選挙戦。観衆が見守る中、吉村氏は「皆さんに反対意見が多いこと分かります。ご迷惑をおかけしていること、そこもお詫びを申し上げます」とまずは謝罪から入った。

 ただ、その後は選挙に挑んだ理由を丁寧に説明。15年前は大阪府、大阪市の二重行政で多額の負債を抱えていたと振り返った。2度目の都構想を掲げた際に否決され、「正直、心が折れました。都構想を目指すことはない。その気持ちに嘘偽りはありません」などと回想したが、大阪の改革を止めないためにも「あきらめたらダメなんじゃないか」と考えて再起したと語り掛けた。

 大阪・関西万博を成功に導いたことには拍手を浴びる一幕もあった。自民党との連立合意をする中で「もう一つの軸が必要」と高市早苗首相とも話し合ったことを明かし、「大阪が果たす役割は大阪だけではない。強くなることで日本が強くなる。府と市が一つになれば大阪はもっと成長できる。その一歩を踏み出させてください」。そのために、大阪都構想が必要だとして声を張り上げた。

 街頭演説には反対派の意見を持つ聴衆も多かった。約20分間に及んだ吉村代表の演説の際は、終始ヤジが飛び交う異様なムードの中で行われたが、同代表は表情を変えず、最後まで支援者に訴えかけた。

 吉村氏は再選された場合、来年4月までの任期中に住民投票実施を目指す考えを会見で語っている。

 同選挙には政治団体「無所属連合」共同代表大西恒樹氏(61)、会社経営納藤保氏(44)の2新人が出馬を表明したが、主要政党は擁立を見送った。

 府選挙管理委員会によると、知事選に伴う負担は約23億円の見通し。批判も集まる中、吉村氏は単独実施に比べて、衆院選との同日の方が「コストは12億円下がる」と強調。横山英幸大阪市長とともに出直しダブル選に臨む。市長選は25日告示、2月8日投開票。

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