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橋下徹氏 中国レーダー照射でお約束の“抗議砲”に疑問「戦略的にやり返す覚悟があるならいいけど…」

[ 2025年12月8日 15:22 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で大阪市長も務めた弁護士の橋下徹氏(56)が8日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、中国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題について、政府の反応に見解を示した。

 沖縄本島南島の公海上空で6日午後、中国軍の戦闘機が自衛隊機に2度にわたりレーダーを照射した。高市早苗首相は「航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為」などと述べた上で、中国側に厳重抗議し、再発防止を求めたことを明らかにした。

 一方で中国側は訓練を事前通達していたとし、「中国側の正常な訓練に深刻な影響を与えた」と反論している。中国共産党系新聞の環球時報は「日本の当たり屋行為を許さない」と批判的に報じた。

 橋下氏は今回の例について、「中国がレーダーを当ててきて、撃墜してもいいんですよ」と自身の認識を口に。しかし、「自衛権の発動として、レーダーを当ててきたら撃墜してもいいんですけど、日本はこれやりますか?と。やらない」と防衛省、自衛隊側の対応を見透かした。

 また「ミサイルを撃たなくても、レーダーを当て返すということもあり得るんですが、日本は恐らくそれをやらないと思う」とも指摘。「じゃあどういう結果が残るかというと、中国軍の方からレーダーを当てられて、抗議だけするということで終わってしまいます。何のためにこういうことをやっているのか、さっぱり分からないです」と疑問を呈した。

 一方で、中国に対して日本国内から出る強気な発言にもクギを刺した。「国内でも“高市さんよく言った、これくらい言わなきゃ”とか、麻生さんとか日本の政治家とか、“これくらい日本の政治家は言わなきゃいけないんだ”という声が上がってきていますが、当然言われている中国は“何言ってんねん”と」。中国側の受け止めを推測し、「それだったらちょっと見せてやろうかと、レーダー照射までやってきた」と指摘した。

 あらためて台湾有事発言について、「日本の方が力が上だと、高市さんの発言で中国を抑え込んだ、抑止力になったんだということを自衛隊出身者も言っている人も多い」と、問題に対するイケイケな空気感を懸念。「これに対して、戦略的に日本がやり返す覚悟があるならいいけど、できないのにどうするんですか?日本は」と問題提起した。

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