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日本代表 連続得点記録ストップ 森保監督「勝ちきるオプションを持つという課題を頂いた」

[ 2025年3月26日 04:45 ]

W杯アジア最終予選第8戦   日本0-0サウジアラビア ( 2025年3月25日    埼玉 )

<日本・サウジアラビア>連続得点記録が止まり、試合後に厳しい表情を浮かべる森保監督(中央)
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 日本代表は第8戦でサウジアラビアに0―0で引き分けC組首位突破を決めた。森保一監督(56)は史上最速でW杯出場を決めた20日のバーレーン戦から先発6人を変更。内容で圧倒して層の厚さを示した一方で、最後まで決定力を欠いた。無得点は22年W杯カタール大会1次リーグのコスタリカ戦以来。優勝を目標に掲げるW杯本大会に向けた仕切り直しの一戦は引いた相手を崩しきれず、不完全燃焼に終わった。

 満員5万8000人超の観衆を集めたスタジアムに拍手とため息が交錯した。22年W杯カタール大会後の第2次政権で初の無得点。連続得点記録は28試合(24年3月の北朝鮮戦を除く)で止まり、森保監督は「チャンスを決めきる部分。監督として次の手を打てるように、プランB、プランCを持たないといけない。勝ちきるオプションを持つ課題を頂いた」と振り返った。

 W杯切符獲得後の初戦。スタンドでは過去に日本を16強に導いた岡田武史氏、トルシエ氏も観戦した。前半9分にFW前田の右足シュートが右ポストを直撃するなど序盤は決定機をつくったが、前半20分過ぎに相手が守備の枚数を増やしてからはエリア内の攻略に苦戦。後半はMF堂安、MF伊東、FW古橋ら攻撃的カードを切り続けたが、最後までゴールを割れなかった。

 バーレーン戦から中4日。森保監督は先発6人を入れ替えた。国際Aマッチ初先発となるDF高井を3バックの右に抜てきし、前田を約2年3カ月ぶりに1トップ起用。第2次政権で初めてMF久保とMF鎌田を同時先発させるなど総力戦となるW杯を見据えた布陣をテストした。ビルドアップはスムーズで、シュート数10対1、ボール支配率73%と内容では圧倒。指揮官は「あれだけ選手を代えた中でギクシャクするところはなかった。W杯優勝を狙う選手の本気の思いを感じた」と手応えも口にした。

 W杯は出場チームが48に拡大。格下も増えるため、引いてブロックをつくる相手をいかに崩すかも重要だ。22年W杯は支配率17%でスペイン戦に勝利した一方、支配率で上回ったコスタリカ戦に敗れており、森保監督は「あらゆる戦いを想定しながら、チームとして戦術的な幅を持たないといけない」と先を見据えた。本番まで約1年3カ月。最高の景色を見るために、一つずつ課題をつぶしていく。

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